otkoygのブログ

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2006-01-01から1年間の記事一覧

ウィキペディア

暇ネタ。ウィキペディアにしばらくはまってました。「ピカソ」の項目をちまちま修正していたんですが、ふと英語版をみたら比較にならない量の記述があったので、ナショナリスティックな対抗意識からつい訳してやろうとか思ってしまったわけです。ただし忠実…

ニュー・ワールド

→公式サイト 『文學界』(2006.5)で、阿部和重が暴走気味に絶賛していた。相方の中原昌也はブレーキ役をつとめていたが、じつは彼もおなじ評価である(つまり絶賛)。 読み直したら首肯できることばかりで、付け加えるべきことはない。したがってこの一文は…

立喰師列伝

→公式サイト変な映画を「これでもか」とばかりにしつこく見せられた感じ。後悔はしていない。変な映画ということは知っていたし、変わった経験ができたからである。そういう意味ではたいへん満足した。 日本には偉大な映画監督が何人かいて、押井守もそのひ…

映画ほか

「THE 有頂天ホテル」は文句のつけようのない楽しい映画だった。しかしもう単独エントリーを立てて書くタイミングではない。 「機動戦士Zガンダムlll−星の鼓動は愛−」は、現時点で酷評されてもしかたがないが、トミノ監督が(お仕事として)充分責任を果た…

燃ゆるとき

→公式サイト →監督・細野辰興のサイト 中井貴一主演、1990年代にアメリカに進出した、日本のカップめん会社の物語。 語り口がなめらかで、すんなり鑑賞できて、後味がよかった。これは高く評価できる点である。 中井は原材料を調達する資材課の責任者として…

赤塚不二夫のことを書いたのだ!!

赤塚不二夫のことを書いたのだ!!作者: 武居俊樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (56件) を見る赤塚の伝記は何冊も読んだ。その中で長谷邦夫の『漫画に愛を叫んだ男たち トキワ…

ミュンヘン

→公式サイト 「文學界」連載中の阿部和重×中原昌也の映画批評は、毎月読むのが楽しみである。今月はスピルバーグ監督の「ミュンヘン」がお題で、特別ゲストに蓮実重彦と青山真治のふたりを招いての4人座談会だった。これを読んだ翌日、映画を見に行った。 …

男たちの大和/YAMATO

→公式サイト 感想の書きにくい映画である。Yahoo!ムービーではユーザーレビューがいま675件書かれ、ほとんどの人が5点満点中5点をつけている。これを見て勇んで見に行ったのだが、結論を書くと欲求不満の残る映画だった。 商品としては大成功である。しか…

あらしのよるに

→公式サイト 正月のショッピングセンターのシネコンは賑わっていた。千円デーだったせいもあろう。チケットを買って入場すると、両どなりの席にいたのはひとりで来ていたじいさんとばあさんだった。全体的には、家族連れの客が圧倒的に多かった。 監督は杉井…