otkoygのブログ

Twitter : MT515

機動戦士Zガンダムll−恋人たち−

公式サイト
上映館が少ないので、ヤフーの劇場評を検討して、歌舞伎町のジョイシネマ2に行った。ほかはぼろくその言われようだったから。これを書くために再確認しようとしたらいずれも消去されていた。なぜ?
時間ぎりぎりの入場だったので前から2列目の席につく。視界を覆うほどの前列というのもたまにはいい(負け惜しみ)。
意外に新しい作画が多かった。富野コンテはやはり凄い。福井晴敏も「Zガンダムエース」のインタビューで述べていた。
「とにかくモビルスーツ戦は凄い。どんどん凄くなっている。あのコンテを切れるのはやはり富野監督だけでしょうね。」


ストーリーが分かりにくいのは承知の上。とにかく「LOVEだ! 戦争だ! お祭りだ!」と楽しみ、元気をもらうために見に行ったのだ。その目的は充分に達せられた。
となりの若い男が、キスシーンのたびに身悶えしていたのが初々しかった。


芝居とか映画は、人を高揚させるものだということを再確認した。司馬遼太郎が「歴史と風土」(文春文庫)の中で述べている(p152)。「芝居の世界は血が騒ぐとか血が荒れるとか言いますでしょう。たしかにそうなんで、楽屋に行ったり稽古を見たりしているとだんだんおかしくなってきますね。」
一回映画を見ると、また映画を見たくなる。しかし沈静するとふたたび腰が重くなってしまう…。