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現代・アメリカ・映画

現代・アメリカ・映画

現代・アメリカ・映画

もう一冊ついでに
現代・日本・映画

現代・日本・映画

著者の田中英司の名前は映画評論集「ロスト・イン・アメリカ」で知った。かれはその本の中で、主要アメリカ俳優たちを寸評するコーナーを担当していた。シュワルツェネッガーの筋肉、ハリソン・フォードの顔、リチャード・ドレイファスの薄い存在感、などがアメリカ映画を支えるパーツとして、どんな重要な役割を果たしてきたかを指摘する手際はあざやかだった。
ロスト・イン・アメリカ

ロスト・イン・アメリカ


で、「現代・アメリカ・映画」の感想に戻ると、「映画を年間900本以上見る知人がいるのだが…」などと書いていたけど自分のことじゃないか。映画ジャンキーという人種は理解しにくい…。作品のコメントは充分共感できたし、作家評も参考になった。デビッド・フィンチャー(「エイリアン3」「ファイト・クラブ」など)は「監獄」と「管理」というモチーフを繰りかえし続けているとか。…つまらない感想しか書けないな。これはわたしの能力が低いからで、本は充分読むに価します。おすすめ。