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いま公開中のハリウッド大作2強は、「シン・シティ」のほうが話題に上ることが多い。「日経エンタテインメント!」の松本人志の連載「シネマ坊主」でも取り上げられていて、10点満点中3点という評価だった。松ちゃんのこの連載は好きで、単行本も2冊買っているが、世間的な評価とは多少ずれているらしい。よく知り合いに「松ちゃんが○点と評価していた」と言って、いやな顔をされたものである。
ついでに書けば、今月号の日経エンタエンタ!検定」はいい企画だった。わたしはろくな点が取れませんでしたけれども。

さて本題。これを見に行くかどうか迷って、前田さんのところに行ったら、「今週のダメダメ」に選定しつつ、批評文はほぼ絶賛に近かった。服部さんは「2001年宇宙の旅」+「エネミー・ライン」で、とくに新しさが感じられないという渋い評価だった。
内容はないに等しかったが、スピード感はあるし、新しいビジュアルを志していることはよくわかった。若くて健康なアメリカ人が、ロック・コンサートを楽しむような気持ちでひとときを楽しむという目的は達せられるだろうし、制作費も回収できそうだから外野は何も言う必要がないと思った。初夏に見た「サハラ」よりはずっと好感が持てた。ただ、ヒロインのお姉さん(ジェシカ・ビール)の水着姿は、アメコミから抜け出てきたような筋肉美女ぶりで冗談みたいに思えた。