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『最後の恋のはじめ方』

たいへん面白かった。ときどき声を上げて笑ったほど。スピルバーグの『宇宙戦争』とおなじくらい、生理的なスリルと刺激がある。デブでドジな登場人物が、動揺してまわりのものを破壊しまくるというお約束のギャグは、見ていて苦痛を伴うものではあったが…。そのドジデブを演じたのが、ケヴィン・ジェームズという新進コメディアン。愛嬌があり、意外なことにダンスも得意。映画は、この男の出世作として記憶されるだろう。
監督はアンディ・テナント。この人の『アンナと王様』は昔テレビで見た。
ウィル・スミスの演技はよかったし、 ヒロイン役のエヴァ・メンデスも親しみやすかった。