otkoygのブログ

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横浜トリエンナーレ2005


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いい歳をしてこういうものを見に行く。「芸術」なんてタワゴトを言っていられるのは学生のうちだけだと(意訳)、竹熊健太郎さんが「サルまん」の中で書いておられたが…。
休日にどこでもいいから行って気分転換したかったのと、ちょうど中華街でお祭りがあったのと、天気がよかったくらいの理由で行ってきました。
アートシーンのダメさ加減も、なつかしくて居心地よかったりする。会場は汚い埠頭倉庫で、前回に比べると格段に貧しくなった…。そのぶん学祭っぽくなったから、かえって地に足がついたといえなくもない。とりあえずお祭りだし、楽しまなきゃ損じゃん? という参加者たちの声が聞こえてきそうである。とりあえず賛成!
高嶺格という人の作品は、演劇の舞台装置ぽい凝った作品で、つい見入ってしまった。いまどきCG線画のモーフィングなんてだれもやらないけど、本気でやればこんなに面白くなるということを知った…。


帰路、山下公園氷川丸の前で路上ライブ中の「東京ブラス・スタイル」(略称ブラスタ)に遭遇した。若い女性12人の金管主体のユニットで、リアル「スウィングガールズ」の出現か?と、すこしばかりときめきました。