otkoygのブログ

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オタクの世代間抗争

http://d.hatena.ne.jp/hazama-hazama/
面白いブログだったのできょうの日記のネタにしようと思った。しかし何と書けばいいか。
高3のときエヴァに出会ったそうだから、20代後半のオタク第二世代である。
言論の世界では、宮台・宮崎のM2や山形浩生大塚英志などの40代──オタク第一世代相当の人たちがまだバリバリの現役であり、とうぶん第一線を退きそうにない。
ところがオタクの第一線はすでに30前後の人たち──オタク第二世代に取って替わられている。過下郎日記もその世代の、それこそ血の滴るような生の声と思って、興味深く読んだ。


http://d.hatena.ne.jp/cherry-3d/
「オタクvsサブカル!」ISBN:4791701372が編んだ本だった。その中で第三世代の前島賢氏が、わが世代を疎外していることにおいて、第一世代も第二世代も大して変わらないと書いていた。オタクはけっして一枚岩ではなく、世代間が断絶している。サブカルなどというのは、オタクが一致団結するための仮想敵にすぎない…。

いま話題になっているのは「劇場版・機動戦士Zガンダム」や「実写版・機動戦士ガンダム三部作」もとい福井晴敏原作映画三本。あと十年もして第二世代が引退したら、自分たちは嬉々として「劇場版・機動戦士Vガンダム」やら「ハリウッド版・戯言シリーズ」やら「ひぐらしのなく頃にプレイステーション5リメイク版」を消費するだろう。そして第四世代が台頭すれば、かれらは「劇場版・機動戦士ガンダムSEED」に熱狂するだろう。
(「僕をオタクにしてくれなかった岡田斗司夫へ 断絶と反復と」から、要約しつつ引用)

ブログを訪ねると第二世代とセカイ系なんていう貴重な文章があった。先行世代としては、世代間の違いを指摘されるのがうれしい。それを読んで、時代とのズレを埋めようとするわけです。