otkoygのブログ

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ひさしぶりに

人と会話をしました。「何してるの?」と聞かれても、「毎日規則正しく起きて食って寝ています」と言うしかないのですが。しかしぜいたくな境遇と言えば言えるので、いまはゲッツ板谷舞城王太郎(「煙か土か食い物」を読んで衝撃を受けた)の本を読破しようとか考えています。


ていうか、きょうはK牧さんの送別会だったのでした。若い女性の送別会は盛り上がりますな。
彼女と一番仲の良かったI渡さんが、花束を渡すとき涙に暮れて言葉がでなかった。
二次会でI渡さんをからかったらすごく怒られました。反省しています。
K牧さんは、きょうはしおらしくしていたけど、けっこう「狂気」を抱えた問題児だと思っていて、じつはいまも完全には警戒心を解いていません(先達たるDCTVの津野敬子さんの本ISBN:479421216X)。K牧さんには、シンパシーもあったけど違和感もあった。アート──報道──エンタテインメント──CMという映像のジャンルで、いちばんシビアなのは報道でしょう(戦場取材とか)。といって、これからいちビデオジャーナリストとしてやっていきます?


わたしがCMの仕事で好きだったのはルーズなところでした。あまりにも売りたいという気持ちが見え透いているとお客に嫌われるので、スターを起用したり映像に凝ったり笑いを提供したりして、エンタテインメントを装って効果を上げようとする(でもお客は、できればCMなんてないほうがいいと思っている)。結果的に商品が売れなかったとしても、商品に魅力がなかったということで許される、というか諦めてもらえる。これがわたしのCM観で、そういう認識で好き勝手に仕事をさせてもらっていたのでした。甘いと言えば甘い。


話題に出た映画──「ローレライ」はH沢さん、そんなに駄目ですか。せめてDVDの重低音を味わってください。「亡国のイージス」はよくできていたということでY岡と一致。「スター・ウォーズ EP3」がよかったというK原さんは、ドラマ版「電車男」を高く評価。試運転中のブログからトラックバックよろしく…。