otkoygのブログ

Twitter : MT515

ねむの木のこどもたちとまり子美術展

公式サイト→http://roppongihills.com/jp/events/nemunoki.html
六本木ヒルズに足をのばし、森アーツセンターギャラリーで開催中の『ねむの木のこどもたちとまり子美術展』をみる。モネ展と比較すると、圧倒的に空いていたが、よほど強く心をゆさぶられた。宮城まり子という特異な個性が触媒となって実現した作品群である。彼女が書いた、障害児たちの紹介文がポエティカルでいちいち泣かせる。宮城まり子は、吉行淳之介が終生愛した、芸術的感性豊かな女優であった。
「こどもたち」が隣の部屋でコーラスを歌っているのが聞こえた。そこで宮城まり子をはじめて見ることができた。テレビ(新日曜美術館)で見て太ったなぁとは思っていたが、実物は小柄というのが第一印象。150cmしかないらしい。なんだか妖精みたいだった。施設のスタッフには厳しさも見せるらしいが…。