otkoygのブログ

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かしゆか大黒柱説

いまさらですが。
http://twitter.com/tsuda/status/2047242662

YMOのリーダーは細野晴臣。1977年当時のディスコブームに目をつけて、若い(といってもすでにアラサーの)坂本龍一高橋幸宏に声をかけてYMOを結成した。しかし、3人のうちで、才能と美貌ですぐに人気が突出したのが坂本龍一である。細野と坂本のふたりはしばしば対立し、それを調停するキャラとして高橋幸宏がいたらしい。

細野=あーちゃん、坂本=のっち、高橋=かしゆかという見立てをしてみた。のっちがあーちゃんと仲が悪いかどうか知らないし、いちばん人気があるかどうかもわからん。しかしダンスパフォーマンスで突出しているのは確か。声の質と歌い方は、3人のうちではハード寄りかもしれない。

しかし、パフュームにおいてかしゆかの存在も重要である。PVでカメラをまっすぐ見つめるかしゆかは、目をそらし挑発するような他のふたりに比べて、なんて純真なキャラかと思わせる。おととしのNHKの特番でも、「パフュームをずっと3人で続けていきたい」とコメントしていた。パフュームの大黒柱の役割を担っているのがかしゆかなのである。

ラブプラス

去年秋に発売されて話題になっているニンテンドーDSのゲームを、借りることができたのでプレイした。ツンデレ・妹キャラの小早川凛子とステディになったが、むずがゆさに耐えかねて、これ以上進めることができなくなった。声を演じているのは丹下桜で、アニメの『カードキャプターさくら』のさくらとおなじ人だ。

ラブプラス

ラブプラス

明日の広告─変化した消費者とコミュニケーションする方法

著者はwww.さとなお.com]の運営者として有名な人。カレー評論家の小野員裕の本で知りました。著書も多数あって、以前『うまひゃひゃさぬきうどん』(ISBN:9784334781613)を読んだけど面白かった。「うまひゃひゃ」というのは造語で、ある店の讃岐うどんを食べたらあまりにおいしくて、食べながら笑い声を上げたという経験に基づくものだそうです。

本業は大手広告代理店の広告マン。この本は本業について書いたものなので、本名で発表したそう。著者によると、この10年のあいだに日本で流通する情報量は410倍にもなったそう。「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」という、コアなファンを対象にした無料イベントに関わり、成功させたというレポートは感動的。アマゾンのレビューでもこの本の高評価が並んでいる。

2ちゃん(そして個人ブログ)がつまらなくなったのは、厨房の跋扈でまともな書き手がいなくなったからではない。読むほうが情報の処理に忙しくなって、どうでもいい書き込みをスルーせざるをえなくなったからである(そのせいで突っ込みによる展開も起こらなくなったのは不幸だが)。いまはまだ、このことがよく認識されていないが、2年3年かけて徐々に認識されていくのだろう。

カウパレード

>東京・丸の内エリアにおいて、街を舞台にしたアートイベント「CowParade(カウパレード)東京丸の内 2008」が9月5日から10月19日までの日程で開催されている。

というわけでざっと8割くらい見てきました。後日残りを見にいく予定。撮影した分を35枚、フォトライフに載せました。
しょこたんの2作品はまあまあ。丸ビルで絵画展をやっているので見たら、楳図かずおが好きなんだな。萌えイラストも描くし、へんな子ではある。

テラビシアにかける橋

公式サイト→http://www.terabithia.jp/

なんでもいいから映画を見たいというわけで、適当に調べて見に行ったのがこの映画。これが年に一本あるかどうかという良作だった。前田有一さんが「超映画批評」でオススメ。彼のオススメポイントは主演のアナソフィア・ロブの可愛さ。このライターのいいところは男性の快感原則に率直なところで、じつはそういう部分でけっこう信頼を置いている。

さて地元のシネコンの夜10時30分の回に入場したら、客がトータル5人。しかしこの時間なら多いくらいである。


アナソフィア・ロブの初登場シーン。けっこう吊り目で目線が強い。思ったより人なつこさがある。人気モデルのオーラも感じられる。日本でいうと榮倉奈々みたいなポジションか。児童文学が原作の、大人の鑑賞にも堪える文芸映画と思っていたのに、結局この女優を売るための映画か、という気もした。

小中学生のころに戻ったような気分になった。宮台真司先生は「見たあとに世界が違って見えるようになるのがいい映画だ」とおっしゃったが、まさに見終わったあとに世界が違って見えた。
現実に何かを得たわけではない。たとえば、新たに知り合った女性の携帯番号とかゲットしたら、けっこう収穫感があるだろう。でもスクリーンの中で疑似体験として美しい友達を得て、その喪失を体験しただけ。そして現実に帰ってきて、思い出だけが残った。
疑似体験なのに喪失体験は本物というシンクロのしかたが面白い。

中央区第九の会 演奏会

otkoyg2007-12-22

会場の東京都中央区晴海・トリトンスクウェアは、江東区の自宅からバスで20分。雨が降っていなければ自転車で行けたのだが。ここは二郎系のラーメン屋の「ぽっぽっ屋」があるので好きだし、クリスマスの時期は広場のイルミネーションも美しい。
ここで無料の第九コンサートが行われるというので以前から楽しみにしていた。オケ・合唱団はアマチュア。とりあえず生の楽器の音が聴きたかった。音楽でも料理でも、いいものを意識的に味わう努力をしないと、感覚器の受容レセプターというものが退化するそう。
演奏の細かい欠点をあげつらうのはやめよう。オケは平均年齢20代という若さだそう。人が出入りする落ち着かない空間で、客の私語も絶えなかったが、第4楽章が始まるとおしゃべりの口は不思議に封じられた。ベートーベンの第九交響曲、さすがに普遍的な力があるらしい。演奏が終了したあと、拍手はしばらく鳴りやまなかった。
オケ・合唱団は、とても意義あることをなさった。わたしの住む江東区には(たぶん)こんなイベントはない。